今や、銀行の利用もネットバンキングなどで家にいながらにしてできるようになりました。
でも、怖いのが不正アクセスによる被害です。
先日も、大阪市内の40代の女性が都市銀行のネットバンキングのサイトを開いたところ、『振込』を選んだときに、『誕生日』と『銀行から送られてきた乱数表』の数字の入力を求める画面が表示され、「普段と違う」と想ったものの、「パソコンにはウィルス対策ソフトが入っているし、不正アクセス対策でシステムが変わったんだろう」と入力したら、画面が固まってしまい、操作不能に。そして、その女性の口座から別の口座に不正送金されたと言います。
すぐに銀行に連絡したため、不正送金先の口座は凍結されて預金が戻ったのですが、警察がパソコンを解析したところ、なんとウィルスだらけで、対策ソフトが見当たらなかったそうです。
対策ソフト自体を消滅させるウィルスに感染した疑いもあるとのこと。そんなのもあるんですね!
女性は機械に不慣れで、セキュリティー対策は夫まかせ。アップデートも「設定が変わってしまうかも」とあまりしていなかったそうです。
機械に不慣れという点では、私も他人事じゃない。アップデートはするようにしているけど、「ちゃんとできているのかな?」と不安になりながらやっています。このようなニュースを聞くと怖いから、ネットバンキングは使わないようにしてる。
債券投資をネット取引する人も増えてきていると思うのですが、そちらでも同じような被害はないのでしょうか。
通販サイトで不正アクセスでポイントが狙われたとか、マウントゴックスは不正アクセスで約16億円相当の仮想通貨が引き出されて経営破たんまでに。
ベネッセの情報流出問題もあったし。